記事 · 2026-10-22 更新

格安SIM の選び方と乗り換え(MNP)の手順

格安SIM への乗り換えは、使っているデータ量と通話の量を調べ、MNP ワンストップなどで電話番号を引き継ぐと失敗しません。選び方と手順、注意点をやさしくまとめました。この記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。

この記事のポイント

  • まず自分の「毎月のデータ量」と「通話の量」を調べてから選ぶ
  • 電話番号を変えずに乗り換える制度が MNP。今は多くの会社で転出の手数料がかからない
  • 参加している会社どうしなら MNP ワンストップで、予約番号なしで手続きできる
  • 乗り換え前に、今の契約の解除料・端末の残りの支払い・メールアドレスを確かめる
  • 浮く金額は人によって違うので、計算機に自分の数字を入れて確かめる

「スマホ代が高い」と感じて格安SIM に乗り換えたいけれど、何から調べればいいのか分からない。そんな人のために、格安SIM の選び方と、電話番号をそのままにして乗り換える MNP の手順を、順番にまとめました。先に結論を言うと、自分が毎月どれだけ使っているかを知ることと、乗り換え前に確かめることを済ませておくことの 2 つで、失敗の大半は防げます。

1. 格安SIM とは何か、何が変わるのか

格安SIM は、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの 4 社などの回線を借りて、小さな会社が安い月額で提供するスマホの通信サービスです。店舗が少ない、手続きはおもにネットで行う、というつくりにすることで、月額を抑えています。

乗り換えで変わるものと、変わらないものを整理しておきましょう。

項目 乗り換えで 補足
電話番号 変えずにできる(MNP) 引き継ぐ手続きが必要
月額の料金 変わる 使う量に合うプランなら下がりやすい
キャリアメール 使えなくなる 先に別のメールへ変更する
スマホ本体 そのまま使えることが多い SIM フリー化・対応周波数の確認が要る
店頭のサポート 少なくなる ネットや電話での相談が中心

2. 選ぶ前に、使っている量を調べる

格安SIM を選ぶ前に、いまの自分の使い方を数字にします。これが選び方のいちばんの土台です。

データ量を調べる

スマホの設定、または今の会社のマイページで、過去 3 か月ほどの毎月のデータ使用量を見ます。WiFi のある家で使う時間が長い人は、思ったより少ないことが多いです。目安として、数 GB 以内なら小さいプラン、動画を外でよく見るなら大きいプラン、と考えるとよいでしょう。ここでの数字はあくまで一般的な目安なので、自分の実際の使用量を基準にしてください。

通話の量を調べる

通話が多い人は、通話料の割引オプションや、かけ放題の有無で総額が大きく変わります。LINE などのアプリ通話が中心なら、通話のオプションは要らないかもしれません。

3. 格安SIM の選び方(比べる順番)

  1. 回線の種類: ドコモ回線・au 回線・ソフトバンク回線などがあります。自分の住む場所や職場で電波がよい回線にするのが基本です。
  2. データ量と月額: 調べた使用量に合うプランを選びます。使わない大きなプランを選ぶと、浮くはずのお金が浮きません。
  3. 通話のしかた: 通話オプションの月額と、使う量で比べます。
  4. 速度の安定: 昼や夕方の混む時間帯に遅くなることがあります。仕事や学校で昼に使う人は、口コミも見ておきましょう。
  5. 支払い方法・サポート: クレジットカードのみ、などの条件があります。

どの会社が一番安いかは時期やプランで変わります。このサイトでは会社の順位は決めず、格安SIM に乗り換えると年いくら浮くかの計算機に、いまの月額と乗り換え先の月額を入れて、自分の場合の差額を確かめる方法をおすすめしています。

4. 乗り換え前に確かめる 5 つのこと

申し込みの前に、次の 5 つを確かめておくと、あとで困りません。

  1. 契約期間と解除料: 契約の縛りがあるプランでは、期間の途中で解約すると解除料がかかることがあります。いまの契約の更新月も確認しましょう。
  2. 端末の残りの支払い: 分割払い中の端末は、乗り換えても支払いが続きます。残りの金額と、割引の条件を見ておきます。
  3. スマホの対応: 今の端末がその回線の周波数に対応しているか、SIM ロックがかかっていないかを、乗り換え先の公式ページで確かめます。
  4. メールアドレスや有料サービス: キャリアメールや、会社が提供する有料サービスは、乗り換えると使えなくなることがあります。
  5. 家族割・セット割: 家族の誰かが同じ会社を使っていると、割引で安くなっている場合があります。自分だけが乗り換えると、家族の割引が外れることがあるので確認します。

5. MNP の手順(電話番号をそのままに乗り換える)

MNP の手続きは、大きく 2 つのやり方があります。

MNP ワンストップ方式(参加している会社どうし)

転出元と転入先の両方が MNP ワンストップに参加している場合、転出元で予約番号をもらう手続きを省いて、転入先の申し込みの画面だけで乗り換えを完了できます。申し込みのときに、今の電話番号の確認や、本人確認、転出元のログインなどを進めるだけです。参加している会社かどうかは、乗り換え先の公式ページで確かめてください。

従来の方式(予約番号を取る)

ワンストップに対応していない場合は、今の会社から「MNP 予約番号」を取ります。多くの会社でネットから手続きでき、転出の手数料は無料になった会社が多くなりました。ただし、会社やプランによって違うこともあるため、申し込みの前に公式で確かめてください。予約番号には有効期限があり、取ったら早めに乗り換え先で申し込みます。

申し込みから開通までの流れ

  1. 乗り換え先を決めて、申し込む(本人確認書類・支払い用のカードなどを用意)
  2. SIM カードが届く(eSIM なら、ネットで即日になる場合があります)
  3. 開通の手続きをする(案内に沿って、いまの回線から新しい回線へ切り替え)
  4. スマホの設定(APN の設定など。端末ごとに案内があります)
  5. 通話と通信ができることを確かめる

開通のタイミングで、今の会社の契約は自動で終わることが多いです。ただし、会社によって扱いは違うので、案内を読んで確かめましょう。

6. 乗り換えのあとに起きやすいこと

  • 開通のあとにつながらない: 設定のやり直しや、再起動で直ることが多いです。
  • 昼に遅い: 混む時間帯は通信が遅くなることがあります。家にいる時間が長いなら、自宅の WiFi を整えるのも手です。ポケット WiFi とテザリングの比較も参考にしてください。
  • 思ったより浮かなかった: 通話のオプションや、端末代、セット割の外れが原因のことがあります。

自宅の回線とスマホをまとめて見直したいときは、光回線・ホームルーター・ポケット WiFi どれがいいか診断も使えます。外で使うルーター機器については、モバイルルーターのランキングで価格の目安を見られます。

7. 申し込む前の最後の確認

金額や条件は、各社の公式ページで更新されます。この記事の内容は一般的な説明で、申し込みの直前に、月額・事務手数料・解除料・キャンペーンの条件を、必ず公式ページで確かめてください。また、契約したあとに「思っていたのと違った」と思ったときのために、電気通信サービスには初期契約解除制度があります。対象になるサービスは限られているため、契約の書面や公式で、自分の契約が対象かを確かめておくと安心です。

まとめ

格安SIM への乗り換えは、(1) 使っている量を調べる、(2) 選ぶ順番を決める、(3) 乗り換え前の 5 つを確かめる、(4) MNP で番号を引き継ぐ、の流れで進めれば難しくありません。まずは計算機で、自分ならいくら浮くかを見てみてください。光回線も一緒に見直すなら、光回線の選び方も合わせてどうぞ。

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よくある質問

格安SIM に乗り換えると電話番号は変わる?

MNP(モバイルナンバーポータビリティ)を使えば、今の電話番号のまま乗り換えられます。新しく番号をもらう手続きにすると変わるので、申し込みの画面で「今の番号を引き継ぐ」を選んでください。

乗り換えで、メールアドレスや LINE はどうなる?

ドコモ・au・ソフトバンクのキャリアメール(例: @docomo.ne.jp)は解約すると使えなくなります。登録しているサービスのメールアドレスを、Gmail など乗り換えても残るものへ先に変えておくと安心です。LINE は引き継ぎの設定を先に確かめてください。

乗り換えに向かない人はいる?

店頭でのサポートをよく使う人、月の通信量がとても多い人、家族割などの割引で今の会社がすでに安い人は、浮く金額が小さいことがあります。計算機で比べてから決めましょう。

出典・参考

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